2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

正規表現でOR(または)を入力して複数検索

アクション「テキストを置換する」等で正規表現を使って複数の条件で検索することができる。正規表現では縦棒「|」がOR(または)を表現するのでこれを使う。アクション「テキストを置換する」の「検索と置換に正規表現を使う」をオンにして「検索するテキス…

効果的な3つの待機アクション

アクションの完了をチェックせず投げっぱなしにして次のアクションに移ってしまいフローが正常に進まなくなることがある。その場合は適切に待機のアクションを設定する必要がある。特に効果的で使い勝手がよい待機のアクションは以下の3つ。なお、待機をはさ…

投げっぱなしアクションのあとには待機すること

フローが途中で停止しないようにアクションの間に待機(Wait)を効果的にはさんでいくことが必要な場面がある。アクションAが完了しないまま次のアクションBが実行されてしまい、アクションBが無意味になったりタイムアウトしてしまうような箇所である。アク…

改行を変数に格納して便利につかう

改行を変数に格納しておくと便利なことがある。ダイアログボックスのメッセージで文章を整えるために使ったり、改行を含むテキストの編集に使ったりできる。改行を変数に格納するには以下のようにアクションを2つ実行する。 1. アクション「テキストに行を…

一行のIFで複数条件を検査する

アクション「If」により条件に応じた処理を実行できる。アクション「If」のパラメーター設定画面を見ると最初のオペランドと2番目のオペランドを指定するようになっている。2つの値を比較することしかできないように見えるが実は以下のように複数条件を設定…

フォルダーを開く2つの方法

アクション「アプリケーションの実行」を使うのがオススメ。以下のような設定をする。特にアプリケーションの完了を待機してくれる設定があるのがとても助かる。 ・アプリケーション パス:explorer.exe ・コマンドライン引数:開きたいフォルダーのパス ・…

日本語OCRをつかう

PowerAutomate Desktopには英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語のOCRエンジンがはじめから含まれている。日本語は含まれていないので日本語の文章のOCRを実行するためには追加の対応が必要となる。Tesseract OCRを導入することがひとつの方…

フローが重くなる原因

エレベーターに乗ったときは行き先階のボタンを押す前に閉じるボタンを押そう。これにより0.5秒ほど時間を削減できる。10回乗ったらなんと5秒も削減できる。エレベーターに乗るときの時短ハック! さて、フローを起動したときには毎回ダウンロードをしている…

正規表現でアスタリスク(ワイルドカード)

良く使う正規表現のひとつ。任意の文字列を表すときは以下のようにピリオドとアスタリスクを入力する。 .* アスタリスクだけ「*」を入力しても思ったようにワイルドカード的に動かなくて少し迷ったのでメモ。ピリオドが任意の1文字を表しており、直後のアス…

フローはどこに保存されているのか

作成したフローはOneDriveに保存されている。ブラウザーでMicrosoft OneDriveにアクセスしてMicrosoftのアカウントでログインして確認できる。 自分のファイル>アプリ>Power Automate Desktop For Windows にファイルが格納されておりこれが各フローの本体…

フローが突然消えた!?

フローが突然きえたことがありますか。なければ幸いです。もしあればこの記事が参考になるかもしれません。結論から言うとおそらく消えていませんのでご安心を。 フロー数か容量なのか明確ではないがフローをすごくたくさんつくってなんらかの上限に達すると…

パラメーター '初期 URL': 構文エラーです。

アクション: 新しい Chrome を起動する 、や 新しい Microsoft Edge を起動する 等にてアクセスしたいURLを入力した際に「パラメーター '初期 URL': 構文エラーです。」というエラーとなることがある。これはもちろんURLの中に不正な文字が含まれていること…

バックグラウンドで実行

フローをバックグラウンドで実行することは限られた操作のみとなるが可能である。当然ながらフォアグラウンドのウィンドウの情報が必要なキーボードのキー送信やマウスによるクリックやOCR等の処理はできないので、そうではないアクションのみをフローに含め…

正規表現で数字を検索する

良く使う正規表現のひとつ。任意の半角の数字を検索する場合は以下のように入力する。「+」は直前の文字の1回以上の繰り返しを意味するので0~9の数字が何桁であってもマッチできる。 [0-9]+ (2021/12/20追記) なお数字の個数を指定するには以下のように「…

文字なし(null)を指定する

文字なし(null)は以下のように表現する。 %''% テキスト中に改行やスペースなどの特殊文字があり、後続処理に使うためにそれを削除したい場合などに使える。以下はテキスト中のすべての「/」を削除する例。文字なし(null)なので「置き換え先のテキスト」…

日付と時刻を取得する2つの方法

「現在の日時を取得します」というアクションで文字通りそれを実行した日付と時刻が取得できる。 「現在の日時を取得します」アクション 「現在の日時を取得します」の実行結果 「現在の日時を取得します」の出力結果には区切り文字が3種類(/と:とスペース…

Webサイト上の目的物をクリックする3つの方法

Webサイト上の目的物をクリックする方法が複数ある。ここでは以下の3つの方法を確認してみたい。 1. Webオートメーション 2. UIオートメーション 3. ブラウザーで検索 1. Webオートメーション うまいことWebサイト上の要素をセレクターで特定できれば一番確…

PythonスクリプトとPowerShellスクリプト

Power Automate DesktopでPythonスクリプトとPowerShellスクリプトを実行することができる。これによりPower Automate Desktopの標準的なアクションでは行数がかさむ、あるいは不可能な処理をフロー内に含めて実行することができる。 Power Automate Desktop…

デスクトップフロー間のやりとり

デスクトップフローを別のデスクトップフローから呼び出すことができる。また必要におうじてデスクトップフローに変数を渡したり、呼び出したデスクトップフローの処理後に出力する変数を呼び出しもとが受け取ることもできる。そんなデスクトップフロー間の…

デスクトップフローの実行がなかった

Run desktop flow(デスクトップフローの実行)はフローの中から別のフローを呼び出すことができる。フローを構築する上でなくてはならないアクションの一つである。Run desktop flowはかつては存在しなかったが、少しまえ(2021年8月?)くらいのバージョン…

ブラウザー取得

Webオートメーションでは、Webページからデータを抽出したりWebページ上のボタンを押したり入力ボックスに入力したりできる。 Webオートメーションの全アクション Webオートメーションを使うためにはブラウザーの情報を取得する必要があるということがポイン…

名前を付けて保存がなかった

開いているフローをそのまま別名で保存ができる「名前を付けて保存」が3ヶ月くらい前(2021年6月か7月)のバージョンでは、なんとできなかった。そのため、似た処理をもつフローがもう一つ必要なときに、作ったフローを開いて、同時に新規フローを開いて、コ…