リストを作成する2つの方法

変数にはいろいろなタイプがあり、そのうちリスト変数は各種アクションを効率よく処理するのに便利でよく使うタイプの変数だ。リストは次のような方法で作成できる。

1. 「新しいリストの作成」と「項目をリストに追加」

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上記を実行すると右ペインのフロー関数の一覧に以下のようにリスト変数が表示される。マウスを変数上にホバーすると変数のタイプ(型)が表示される。この変数Listのタイプは「の一覧一般の値」。翻訳がおかしくて不自然すぎる日本語だがこれはリスト変数のことだ。

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変数Listの中を見るとアクション「項目をリストに追加」で追加した値が順番に登録されている。

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2. 「Set variable」

アクション一行だけでリストを作成することもできる。アクション「Set variable」で特別な書き方をするとテキスト値のタイプの変数にはならずにリスト変数として直接作成できる。上記1.と実行結果はまったく同じだ。

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以下のようにシングルクォーテーションでリストの構成員を表してカンマとスペースでつなげ、パーセントと角括弧で全体を囲った書き方とする。決まりきった固定の値をフローでいつも使うなどの場合にはこのようにアクション一行にするとコンパクトで良い。

%['aaa', 'bbb', 'ccc']%

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